◆記録の基準の変更について 2007/03/01 |
スタッフ会議において、当チーム独自の記録の基準について以下6項目が議題に挙がり、 検討の結果それぞれ基準が変更されることになった。 1.試合の成立 【変更点】 試合の途中で終了となった場合の成立条件を「4回の表裏を完了した時点」から 「3回の表裏を完了した時点」に変更する。具体的には以下の場合にコールドゲームとなる。 ○3回の表裏を完了した以後に打ち切りとなった試合 ○3回表を完了した時点または3回裏の途中で打ち切りとなり、後攻のチームがリードしている試合 ○3回裏の途中で後攻のチームが得点して、同点に追いつき打ち切りとなった試合 なお、コールドゲームの勝敗決定は以下のとおりとなる。 ○原則はコールドゲームとなった時点での両チームの総得点 ○ある回の途中に以下のいずれかの状況でコールドゲームとなった場合は、その前の回が完了した 時点での両チームの総得点(最後の回の記録は全て取り消し) ・先攻のチームがその回の表で同点に追いついた後、表の完了前または裏の開始前、 あるいは裏の開始後で後攻のチームが得点する前に打ち切りとなった場合 ・先攻のチームがその回の表でリードを奪った後、表の完了前または裏の開始前、 あるいは裏の開始後で後攻のチームが同点に追いつくかリードする前に打ち切りとなった場合 【変更理由】 試合は原則7回まで行うが、グラウンドの使用時間との関係で7回まで確実にできる保障はなく、 実際に5回や6回で試合が終わってしまうことも多い。そういった事情を考慮して緩和する。 また、大会での3回コールドとの整合性を取ることもできる。 2.コールドゲーム時の個人記録の対象範囲 【変更点】 個人記録の対象範囲を「試合終了時点以降もプレーが完了している時点まで」から「試合終了の時点まで」 に変更する。(回の途中で打ち切りとなり前の回が完了した時点に遡ってコールドゲームと なった場合には、個人記録も前の回が完了した時点までが対象となる) 【変更理由】 野球規則どおりに取り扱うとともに、チーム記録と個人記録の総計との間に誤差が生じないようにするため。 3.先発投手が勝利投手となるための条件 【変更点】 先発投手が勝利投手となる条件を「4回」から「3回(但し、3回コールドとなった場合は2回)」に変更する。 【変更理由】 試合の成立となる回数の緩和に合わせて、本条件も緩和する。また、グラウンドの使用時間との関係で5回や 6回で試合が終了することも多い現状を考慮すると、4回を基準とするのは先発投手に不利とも考えられるため。 4.セーブの条件 【変更点】 セーブの条件のひとつを「2回以上投げた場合」から「3回以上投げた場合」に変更する。 これにより、セーブがつく条件は次の三つのうち、ひとつ以上を満たすことが必要となる。 ○3点以内のリードで登板し、1回以上投げた場合 ○2人連続で本塁打を打たれたら同点または逆転される場面で登板した場合 ○3回以上投げた場合 【変更理由】 現在の条件では高い確率でセーブがつくことになり、セーブの価値をかえって低くしてしまうと考えられるため。 5.規定投球回数 【変更点】 規定投球回数を「試合数」としていたものを「試合数×0.5」に変更する。 【変更理由】 投手を兼ねる選手が増え、実質的に一人あたりの投球回数が減少傾向にある。また、規定打席が 「試合数」に緩和されたことと比較し、現状の規定投球回数は投手に厳しい条件となっているため。 6.出塁率の計算方法の変更 【変更点】 出塁率の計算方法を「とにかく塁に出た数/打席数」から「安打+四球+死球/打数+四球+死球+犠飛」 に変更する。 【変更理由】 正しい計算方法に訂正し、記録としての正確性を高めるため。 詳細は記録について(トラッキーズルールの解説)も参照のこと。 |
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