Toluckys News on the web
 活動報告 
無責任座談会 第4幕 [前編]
2001.2.7
議題 『Toluckys News on the webを考える』
B:このToluckys News on the webも開設から1年がたちました。
A:おめでたいね。
B:そこで今回はこのサイトについて、その存在意義とこれからどうあるべきかを考えてみたいのですが。
A:ふーん。
B:そもそも「草野球チームのホームページ」とは何を目的として作られるのでしょう。
A:ま、まともに答えれば部員への連絡、報告、他チームへのうちはこういうチームだという紹介と「試合をしましょう」というアッピール、 部員募集といったとこかな。あと個人情報の開示という意味で管理者のプロフィールや趣味なんていうのが入ってるとこもある。
B:最後のはいいとして、つまり内に向けるものと外に向けるものという二点に集約されるわけですね。
A:そう。でだんだんそれがどっちつかずになっていってポリシーのはっきりしないサイトになって、作者のマスターベーションの世界に落ちてゆく。
B:それは具体的にはどういうことですか。
A:ここがいい例でしょうな。どんなチームか見えてこないチーム紹介、身内ネタばかりの活動報告、誰も見ないデータベース、作者の個人的趣味の入ったリンク。
B:内寄りになってしまうのはしょうがないんじゃないですか。
A:インターネットちゅうもんにのっかってるんなら、やはり身内以外の者を意識した構成にすべきだろう。といっても草野球は地域性が強いから世界に向けて 情報を発信する必要はないんだよね。せいぜい自分とことその周りの市や町に知られれば十分なんだから。
B:そんなここの存在を否定するようなことを言わないでくださいよ。去年はこのサイトのおかげで多くのチームと試合ができたんですよ。
A:「このサイトのおかげ」ではない。『草野球の窓』のおかげだ。あそこに登録しておいて、携帯でメールができる環境にあれば、ホームページなんかなくても いろんなところと試合ができるんじゃないかな。
B:じゃこのサイトは何の役にもたっていないと。
A:サイトに写真がのってれば「ああ今度の対戦相手は赤いユニフォームのチームだな」といったことはわかるからな。そういう意味では有益かも。
B:その程度しか使えませんか。
A:ここみたいに細かいデータをのっけたって見るのは身内だけだよ。「○○は2回首位打者を取ってるから注意。××は一発があるな」なんて分析する奴は よっぽどの暇人だけだな。野球狂でヒマで接続費を気にしない奴。
B:スケジュールを見て、「この日にグラウンドをとってるから試合を申し込もう」といったこともあるじゃないですか。
A:百歩譲ってもそこまでだな。
B:だけど他のサイトを見てみると5000とか10000とかアクセスのあるところもあるんですから、それなりに需要はあるのでは。
A:完全に身内向けと決めてしまえばメンバーが定期的にチェックするということもあるだろうけどね、すべての伝達事項はウェブでというように。それだって メンバーが全員インターネットをできるという条件が必要だし。
B:まあアクセス数なんてあてになんないですからね。
A:あんなもんつけたら気になってしょうがない。だいたいアクセス数が増えたところで、礼文島や南大東島の人がこのサイトを見ても チームには何の意味もないだろ。
B:礼文島のチームと試合をすることはまずないと思いますけどね。チームの存在が知られるのは悪いことではないんではないかと。
■後編へ続く■
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